黒部市議会 2022-12-20
令和 4年第7回定例会(第4号12月20日)
「議案第74号 令和4年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第81号
黒部市道吉田4号線
整備事業に伴うあいの風とやま
鉄道線黒部・
生地間吉田踏切新設工事委託に関する
基本協定の変更について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第82号 市道の路線の認定について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第83号
損害賠償の額の決定について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 谷村一成君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
初めに、4番、
長谷川恵二君。
〔4番
長谷川恵二君登壇〕
○4番(
長谷川恵二君) おはようございます。
日本共産党の
長谷川恵二です。私は、今議会に提案されております、議案第77号及び第78号に反対する立場から討論に参加いたします。
議案第77号は、黒部市職員の定年等に関する条例等の一部改正についてですが、定年を65歳までに引き上げることについては、歓迎もし、賛成できますが、追加される附則第28項において、現定年齢である60歳に達した以後における最初の4月1日以後、当該職員に適用される給料法の給料月額を当該職員の受ける号給に応じた額に、100分の70を乗じて得た額とする、となっている。
しかし、これは民間においても定年延長をする際に、こういう規程が設けられることはありますが、現状では給与を減額しない事業所が半数以上であります。
半数以下のところで、減額するにしても、その減額割合は平均で77%となっています。民間企業との均衡を考えるなら、明らかにこの基準は低すぎ、しかもこれがこれから定年延長を規定する民間企業の先例や基準ともなりかねず、不合理極まりないと感じます。よって、反対といたします。
次に、議案第78号でありますが、これは
市議会議員の報酬を1万円引き上げるというものです。しかし、この
物価高騰の中でも、長年実質賃金の低下という世界的にも異常な状態が続く、民間給与が大きく引き上げられるわけでもなく、最低賃金は10月から僅かに引き上げられましたが、世界の最低水準は相変わらずのままであります。
また、これを答申した
報酬審議会の答申内容を見させていただきましたが、然したる
引き上げ理由は示されておりません。報道によれば、県内他市との比較とか、定数削減を機にとか、ということが書かれてありますけれども、もし、定数削減が
報酬引き上げの理由とされているなら、大きな問題であり、
報酬引き上げのための定数削減との誤解を一般市民に与えかねません。確かに、今年の
物価高騰は異常であり、いつかは引き上げざるを得ないものとも思いますが、実質賃金が今年に入っても低下を続けている民間の給与水準が、確かに上昇するということが確認されても遅くないと思われます。
以上をもって、これも反対といたします。以上です。
〔4番
長谷川恵二君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) 次に、12番、
成川正幸君。
〔12番
成川正幸君登壇〕
○12番(
成川正幸君) おはようございます。私は、
自民志創会を代表して、今定例会に上程されました、議案第69号「令和4年度黒部市
一般会計補正予算(第6号)」から議案第83号「
損害賠償の額の決定」までを一括して賛成の立場で討論いたします。
未だ収束が見通せない
新型コロナウイルス感染症、
ウクライナ情勢による原油や天然ガスなどの
エネルギー資源の高騰や急激な円安など、様々な要因での
物価高騰により、私たちの暮らしは今後も厳しい状況が続くと予想されます。
今定例会では、それらの対策費等の
一般会計補正額、5億3,258万6,000円で、補正後の
予算総額を235億1,951万円とするものであります。
新型コロナワクチン接種事業の追加や
指定管理施設電気料高騰対策支援事業費、
高齢障害福祉施設等物価高騰対策支援事業費、
運輸業燃料価格高騰対策支援事業費などの
物価高騰対策費、また、未来の黒部市を担う子供たちのために、出産・
子育て応援交付金、都市基盤の整備として、旧内山
保育所解体事業費や市道吉田4号線
整備事業に伴うあいの風とやま
鉄道線黒部・
生地間吉田踏切新設工事委託に関する
基本協定の変更について、黒部駅
周辺都市施設整備事業に伴う黒部駅
歩行者連絡線を含む市道の路線の認定について、継続費の補正として、来年度オープンが待たれる
市民交流センター整備事業の補正など、市民の暮らしを守り、未来の黒部市をつくっていく予算が計上されています。まさに、未来に繋がる予算だと思います。
今、
デジタル化の進展やSDGsなど、私たちの生活が大きく変化してきています。そんななかで、本年度の本市は、舵取り役である市長が大野市長から武隈市長に代わり、新しい視点も取り入れられ、世の中の変化に対応しようと努力されているのが要所で垣間見れます。
今後も、生まれてよかった、住んでよかったと思える黒部市
地域づくりを強力に推進していただくことをお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。
〔12番
成川正幸君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) 次に、13番、
高野早苗君。
〔13番
高野早苗君登壇〕
○13番(
高野早苗君) おはようございます。私は、議案第69から議案第83号まで、15件について、
自民クラブ、裕輝会、公明党、黒部の恵、
自民同志会の5会派を代表して賛成の立場から討論いたします。
11月1日の改選後、初めての定例会でありました。新しい議員を迎え、また、議員定数が18名が17名に減数となる中で市民の皆様の負託に応えるべく、議長、副議長、監査委員を除く全議員が一般質問をするなど、現下の諸課題に対し、熱く議論が交わされた定例会であったと感じております。
さて、3年近くに及ぶコロナ禍に加え、今日は前例のない急激な原油価格、
物価高騰下にあります。
一般会計補正予算は、
新型コロナウイルス感染症対策、原油価格、
物価高騰対策をはじめ、補正額5億3,258万6,000円、補正後の
予算総額235億1,951万円とするものでありました。市民生活が逼迫する中、総じて細やかな支援に配慮された
補正予算と評価しております。
まず、
少子化対策でありますが、申すまでもなく、喫緊の最重要課題であります。歯止めには諸施策に加え、大胆な支援も必要であります。令和4年4月から令和5年3月までに出産された方を対象に、出産・
子育て応援交付金が2,857万2,000円計上されましたが、このような支援は継続が必要であります。
(仮称)くろべ
市民交流センター整備事業費は、
インフレスライドに伴う
建築工事費増により、2億5,000万円が追加計上されました。また、資材の調達の遅れから、オープンが10月に変更となりました。やむを得ない事情と受け止めますが、今後は遅滞なきよう、また、市民の皆様が使いやすい万全の
管理運営体制を求めます。
ふるさと納税につきましては、今定例会でも一般質問されました。本年順調な伸びをみせており、
ふるさとサポート基金等へ2,875万円が積立金に計上されました。基金の今後の有効活用を求めます。
令和5年度予算におきまして、今申し上げたことが反映されるとともに、武隈市長のカラーが組み込まれていることをご期待申し上げ、賛成討論といたします。
〔13番
高野早苗君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) 他に討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議題のうち、まず、「議案第77号 黒部市職員の定年等に関する条例等の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
中村裕一君) 起立多数であります。
よって、「議案第77号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第78号
黒部市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例等の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
中村裕一君) 起立多数であります。
よって「議案第78号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第79号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について」及び「議案第80号 黒部市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」、以上、2件を一括して採決いたします。
本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第79号」及び「議案第80号」以上、2件は原案のとおり可決されました。
次に、「議案第69号 令和4年度黒部市
一般会計補正予算(第6号)」を起立により採決いたします。
本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
中村裕一君) 起立多数であります。
よって、「議案第69号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第70号 令和4年度黒部市
発電事業特別会計補正予算(第1号)」、「議案第71号 令和4年度黒部市
病院事業会計補正予算(第3号)」、「議案第72号 令和4年度黒部市
水道事業会計補正予算(第1号)」、「議案第73号 令和4年度黒部市
簡易水道事業会計補正予算(第1号)」及び「議案第74号 令和4年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上、5件を一括して採決いたします。
本5件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第70号から議案第74号まで」、以上、5件は原案のとおり可決されました。
次に、「議案第75号
専決処分の承認について」及び「議案第76号
専決処分の承認について」、以上、2件を一括して採決いたします。
本2件に対する各委員長の報告は、承認であります。
各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第75号」及び「議案第76号」、以上、2件は承認することに決しました。
次に、「議案第81号
黒部市道吉田4号線
整備事業に伴うあいの風とやま
鉄道線黒部・
生地間吉田踏切新設工事委託に関する
基本協定の変更について」、「議案第82号 市道の路線の認定について」及び「議案第83号
損害賠償の額の決定について」、以上、3件を一括して採決いたします。
本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第81号から議案第83号まで」、以上、3件は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
中村裕一君) 日程第2、「議員の派遣について」を議題といたします。
お諮りいたします。
お手元に配付いたしました
議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、
議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
中村裕一君) 日程第3、「各
常任委員会の
議会閉会中の
継続審査について」を議題といたします。
各
常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各
常任委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、各
常任委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
中村裕一君) 日程第4、「観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
デジタル社会への調査検討について」及び「議会改革に関わる事項について」、以上3件を一括議題といたします。
本3件を付託した各
特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。
まず、観光・
都市活性化振興特別委員長の報告を求めます。観光・
都市活性化振興特別委員長、
高野早苗君。
〔観光・
都市活性化振興特別委員長
高野早苗君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別委員長(
高野早苗君) 本
特別委員会に付託されております、「観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
12月15日、本
特別委員会を開催し、まず、正・副委員長の互選を行ったのであります。委員長の互選を行った結果、私が委員長に選任されたのであります。続いて、副委員長の互選を行った結果、松倉孝暁君が副委員長に選任されたのであります。
その後、審査事項及び今後の委員会の進め方について、協議を行ったのであります。その結果、今回の協議を踏まえ、本市における観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別委員長
高野早苗君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) 次に、
デジタル化推進特別委員長の報告を求めます。
デジタル化推進特別委員長、
成川正幸君。
〔
デジタル化推進特別委員長
成川正幸君登壇〕
○
デジタル化推進特別委員長(
成川正幸君) 本
特別委員会に付託されております、「
デジタル社会への調査検討について」ご報告申し上げます。
12月16日、本
特別委員会を開催し、まず、正・副委員長の互選を行ったのであります。委員長の互選を行った結果、私が委員長に選任されたのであります。続いて、副委員長の互選を行った結果、古川和幸君が副委員長に選任されたのであります。
その後、審査事項及び今後の委員会の進め方について、協議を行ったのであります。
その結果、今回の協議を踏まえ、
デジタル社会の調査検討について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
デジタル化推進特別委員長
成川正幸君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) 次に、議会改革特別委員長の報告を求めます。
議会改革特別委員長、柳田 守君。
〔議会改革特別委員長 柳田 守君登壇〕
○議会改革特別委員長(柳田 守君) 本
特別委員会に付託されております、「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
12月16日、本
特別委員会を開催し、委員長の互選を行った結果、私が委員長に選任されたのであります。何卒、よろしくお願い申し上げます。続いて、副委員長の互選を行った結果、家敷誠貴君が副委員長に選任されたのであります。
その後、今後の委員会の進め方について協議し、前期議会改革
特別委員会の申送り事項として、政務活動費の取扱いや通年議会について協議すること、また、会議のペーパーレス化に向け、実際の運用について協議することを確認したのであります。
本
特別委員会では、「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔議会改革特別委員長 柳田 守君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの
継続審査であります。
各委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は付託事件の審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
中村裕一君) 日程第7、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、木島信秋君。
〔議会運営委員長 木島信秋君登壇〕
○議会運営委員長(木島信秋君) 本委員会に付託され、
議会閉会中の
継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本委員会は、11月25日に開催し、12月定例会の市長提出議案15件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。また、12月定例会における
特別委員会の設置について協議いたしました。加えて、新個人情報保護法施行に伴う議会の個人情報保護の対応について協議したのであります。さらに、提出諸案件に対する質疑並びに市政一般に対する質問に係る留意事項について確認するとともに、議会報告会について、議場でのマスクの着用について、及び議員の新型コロナウイルス感染時等の対応等について協議いたしました。
次に、12月2日に開催し、12月定例会における
特別委員会の開催日程について、及び議会の個人情報保護に関する条例の制定について協議したのであります。また、議会報告会について再度協議いたしました。
次に、12月13日に開催し、議員の発言取消申出の取扱いについて協議したのであります。
次に、12月16日に開催し、議員の派遣について協議いたしました。また、議会報告会について再度協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔議会運営委員長 木島信秋君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は、「
議会閉会中の
継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中村裕一君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の
継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶があります。
市長、武隈義一君。
〔市長 武隈義一君登壇〕
○市長(武隈義一君) 市議会12月定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位には、今月2日から本日まで19日間にわたり開会されました今定例会におきまして、
補正予算、条例及びその他案件について、慎重かつ熱心なご審議を賜り、滞りなく議了され、ご承認いただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。燃油高騰や
物価高騰対策など審議の中で賜りましたご意見やご要望につきましては、しっかりと念頭に置き、調査、検討を行いながら適切に対処してまいります。
さて、今年一年を年の初めから振り返りますと、県内においては、昨年に続き、ここ10年では2番目の記録となる大雪に見舞われるとともに、国内にあっては、依然コロナ禍にあり、年明けからは変異株「オミクロン株」への置き換わり、また夏季期間にはウイルスのBA.5系統等への置き換わりによる感染拡大、そして現在の感染拡大と、昨年、一昨年に続き、
新型コロナウイルス感染症対策を第一義とした一年であったと感じております。
加えて、世界情勢や円安等に起因する資源高や物価高への対応を余儀なくされた一年でもありました。
このような状況下ではありましたが、本市にあっては、本年4月22日に念願であった道の駅「KOKOくろべ」の開業を迎え、5月には3年ぶりの開催、また初めての2日間開催となった「カーター記念黒部名水マラソン」、8月には開催が1年延期となっておりました「伝統芸能創生 黒部踊り街流し」の開催、さらに9月には東京2020オリンピックホストタウン記念事業として「第1回インドカップin KUROBE アーチェリー大会」などを成功裏に開催することができました。
また、姉妹都市交流事業につきましても、オランダ王国スドウェスト・フリースラン市や宮城県大崎市への親善訪問をはじめ、アメリカ合衆国メーコン・ビブ郡への中学生派遣事業を4年ぶりに再開するとともに、市内各地においては様々なイベントや伝統行事が再開されたところであります。
コロナ禍にあって、ワクチン接種の推進など各種感染防止対策を講じながらの実施となりましたが、これら事業の展開を図ることができましたことは、市民の皆さまの日々の暮らしに楽しみや潤い、そして活力を与える糧として大変意義深いものとなったと感じております。
さて、迎える令和5年は、本市の最上位計画である第2次黒部市総合振興計画前期基本計画において推進してきた各種施策を総括し、新たな後期基本計画に引き継ぐとともに、これを始動させる非常に重要な年となります。
依然続くコロナ禍において、一層厳しさを増す財政状況の中ではありますが、第2次黒部市総合振興計画に掲げる将来都市像「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」の創造と、私が掲げる「人が輝き、人が人を呼び込むまち」、「出かけやすく散歩して楽しいまち」、「心豊かで笑顔あふれるまち」黒部の実現を目指し、人口減少問題をはじめとした各種課題の解決に誠心誠意取り組んでまいりますので、議員各位そして市民の皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
特に、議員の皆様には、市政運営の車の両輪として引き続き、よろしくお願いいたします。
結びに、本年も残すところ10日余りとなりました。議員各位には、年末を迎え何かとご多用なこととは存じますが、体調管理などに十分留意され、輝かしい新春をお迎えいただきますとともに、新年が幸多き年でありますようお祈り申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。
〔市長 武隈義一君自席に着席〕
○議長(
中村裕一君) これをもって、令和4年第7回
黒部市議会12月定例会を閉会いたします。
閉 会 午前10時43分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 中 村 裕 一
黒部市議会副議長 柴 沢 太 郎
署名議員 松 倉 孝 暁
署名議員 長谷川 恵 二...